だんち食堂

場所:燕三条市(旧燕市)杣木2307-2(燕市工業団地内)

今回食べた品:チャーシューメン750円

おすすめ度:80%~95%

なんと12年ぶり!自分史上一番入店しにくいお店。恐る恐るドアを開けると店の中は凄い状態!カウンター席は荷物で無くなり、小上がりの真ん中にテーブルが一つ。隅にテーブルがおされている。店内は植物やら球根やら農作業道具その他いろんなもので溢れかえっている、、、正直飲食店の体をなしていない。真ん中のテーブルには近所の常連さん6人が持ち込み含めたつまみなどで昼から大宴会!入店をためらったが、常連さんたちから「そこ空いてるっけ入ればいいさ」と、、メニューは見当たらない。チャーシューメンを頼むとおかみは厨房へ。残飯片付けとテーブル拭きを常連さんの一人が、、水まで持ってきてくれた。酔っぱらっているがいい人たちであるのはわかるが何人かが煙草をプカプカ!だし、この宴会の中でアウェーな居心地の悪い状況の中我慢ガマン!私が異邦人であるのだから。チャーシューメンがようやく到着、海苔2枚・ねぎ・メンマ・おいしいバラチャーシュー7枚、多加水縮れ平太麺、ちゃんとした?うっすら背油浮く醤油スープはスモーキーさなどはなくなったが(多分その都度違う)相変わらず独特でうまい。麺はヤマダ製麺のストレート丸太麺から近藤製麺(多加水縮れ平太麺)に変わった。前の麺が特徴的で好きだった。背油も溶けたラードから背油の体をなした様な普通の感じになった。スープの味はだんち食堂ならではの独特の旨さはある。らーめんもかあちゃんも12年経って元気だがなんとなく不思議な雰囲気が薄れた感じ。会計しようと思ったらかあちゃんがいない!酔っぱらいの一人を家まで送ったみたいだ。5分以内に帰って来られた。こんな感じも超地域密着店な感じ。さあ来店するかしないかはあなた次第だが、このだんち食堂のらーめんを食べずして燕らーめんは語れないのでは?というお店。

(2009.10.13)食べた品:チャーシューメン750円 おすすめ度:100%  麻薬の様な唯一無二なラーメンだったのを覚えているが、2回目の来店。相変わらず入りにくい雰囲気ではあるが、勇気を出して!眼鏡のPTAにいそうなある意味上品な不思議なおばちゃんが店主で、昼酒の常連さん2名、割烹着を着たおばちゃんが3名旨そうに味噌ラーメン?を食べている。それでも良心的◎。食べたチャーシューメンはメンマ、水菜、ねぎ、岩のり、バラ肉チャーシュー数枚、麺はヤマダ製麺というところの中太丸ストレート系、この麺が非常に美味い!スープは相変わらず摩訶不思議なスープで、前回の様な地獄の熱さは感じないが、透明な油が浮き、なんともいえない旨いスープ!あえて表現するなら、この甘みと酸味は鰹節ダシと味醂が効いた「うどん・そば」のスープに動物系の脂をぶつけたといった感じでしょうか?賛否両論ラーメンですが、結論からすると、なんだかんだいっても旨い!以上です。

(2009.5.24)食べた品:中華そば500円 おすすめ度:50%‐150%  あり得ないラーメンである。唯一無二、こんなラーメンは初めて食べました。ネットで見つけて興味深々!確かに入りにくい雰囲気。カウンター5席、小上がり3テーブル。母ちゃん一人でやってる?!そこに常連が昼から飲みながら方言丸出しの会話。「この店ネットで紹介した奴がいるんてやー」「こんげまーぜラーメン事かぁ?」かあちゃんいわく「家の子供でさえ、まずくて食わんがねー、まだカップラーメンの方がマシらてさ」「世の中には変わり者がいるんだ?こんげまーぜてがに500円も払うんがね」などなどヤバイ雰囲気、俺もその変わり者かも??場所柄か安い!!食べに来るというより常連が貯まる飲み屋の様相。まず一口食べたら舌と口の中の上の皮が火傷で剥けました。なんじゃこりゃー!スープは脂が浮いたスープ!背油でなくラードが溶けた油です。食べている最中も麺がハネる度に顔に火傷するくらい。工業団地内ということも考えるとこれが昔の燕系ラーメンかもと思うくらい。油で蓋をして絶対に最後まで熱い!ラーメンだ。但し、動物系の骨ダシは感じない、煮干鰹節のガツンという強烈な匂いとスモーキーな味。悪くいうと揚げ物に使った色々と味の染みた油でスープを作った様な?!評価も50‐150%というのも完全に両極端に評価が分かれると思ったからです。初めて体験する不思議な味(美味しい)ラーメンと思ってハマる人も多いはず。これはネットや口コミで爆発する予感も。麺は太麺、ネギ、メンマ、チャーシュー一枚ですが、チャーシュー(ばら肉)を食してただ者ではない味が。それよりスープがインパクトあり過ぎです。油そばは汁なしで有名ですが、これこそ「油そば汁あり」といった感じ。このスモーキーな味は一年に一度いや思い出した時に妙に食べたくなるに違いありません。恐るべし新境地といったラーメン。一般人不可。ラーメンマニア必行といったお店。但し日によって味や作り方などかなりの変化がありそうな予感あり。

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らぁめん倉井

場所:新潟市中央区西堀通8番町1576-13

今回食べた品:わんたん醤油らぁめん1,000円(クーポンで味玉1個)+肉めし200円

おススメ度:100%

ふと雑味の無い美味しい醤油ラーメンが食べたいと舌が欲し、古町まで。食券機の前に立つと「塩らぁめん」が登場していたことに気付く、う~食べたいけど醤油気分なんで、、、わんたん醤油らぁめん!千切り九条葱・穂先メンマ・低温調理チャーシュー2枚・絶品手作り雲呑3個・クーポン使った味玉1個、低加水ストレート細麺、なんといっても凄いスープ。鶏が活きた和出汁醤油スープ。高級老舗日本蕎麦を頂いているかの様な味わい。野蛮な?ラーメンから戻れなくなりそうで怖い(そっちも時に欲するが)胃袋はいっぱいなのに後抜けスッキリ!バーナーで炙ったチャーシュー端切れコロ肉と葱の肉めしも美味でした。唯一この美味しい麺も最初は最高だが時間に弱い、まごまごしているとスープの中で弱ってしまう。個人的にはつけ麺推しだな!!あと倉井は駐車場問題だけだな!平日13時過ぎ満席に近い状態であるものの外行列は無し!東京でこのレベルなら最低でも1時間待ちだろうな!?って、新潟人は幸せモノであると感じる。

(2020.611)食べた品:つけ麺(並盛)850円 おススメ度:110%

あーやっぱりこのつけ麺好きだわ~!昆布水に浸かった麺が出汁つゆの中で活きているのでズルズル音がたっちゃうけど、素晴らしい。チャーシュー端切れコロ肉も美味しかったし、並盛の210gが私に丁度いい量。旨い!でなくじんわりじんわり恍惚となる味。食券機の限定900円・1000円ボタンは空白だが凄く楽しみ。

ひとつ前に食べた品:肉増し煮干醤油らぁめん1,080円 おススメ度:96%

糸辛子・白髪葱・アーリーレッドみじん切り・刻み三つ葉・穂先メンマ2本・低温処理チャーシュー4枚、喉ごしの良いそうめん食感のストレート細麺、ほんのり煮干し香る醤油スープ。うーん!もちろん美味しいけど、煮干しなら美味しいラーメン他にあるかな?スープありに関してなら断然醤油らぁめん推しですね!醤油の旨味を完全に味わえるから!ただこの煮干しも丁寧に下処理した上品な乾物100%で朝炊いて保存したものは使ってないみたい。チャーシュー増しは必要なかったかな?低温調理チャーシューも時にはいいが、個人的には通常の煮込み(炙り)チャーシュー好きだから(国産)・・・レア・低温調理チャーシューも国産豚でないと難しい代物だから当然国産豚だろうけど、池田店主の作った煮込みチャーシュー炙りで食べてみたい。

(2020.5.7)食べた品:つけめん(並盛)850円 おススメ度:120%(麺と出汁つゆを純粋に楽しみたい方)

来店日:4月15日

4月に入って登場したつけめんをいただきに!レモンスライス1枚・長い穂先メンマ1本、ヌルヌルの昆布水に浸かったツルツル超多加水白い平打ち麺、三つ葉・ネギ・端切れコロチャーシュー少々、香味油(鶏油)浮く和出汁日本蕎麦のタレの様な出汁つゆ!麺の昆布のヌメリはつゆに入れても活きている。ほとんどトッピングは無いに等しいが素ラーメンならぬ素つけめん!純粋に麺と出汁つゆを愉しむ。ただただ純粋に美味い!!おススメ度120%はトッピング重視の方へではなく、出汁つゆにつけた麺の美味さを純粋に楽しめる方のみですが・・・。完全に「中華料理発の拉麺」でなく「日本料理の麺料理」です。つけめんは「道」「とみ田」系の超極太麺に甘くて超濃厚な魚介豚骨ダレを再現した新潟でも美味しいお店があるが、麺を愉しむという点では「市松」とここは凄い。イタイのは場所柄駐車場がなくコインパーキングに停めると200~400円取られる事。

(2020.2.20)食べた品:わんたん醤油1,000円+卵かけめし(名古屋コーチン)270円 おススメ度:100%

実はオープン当日13:20に一度行ってみたのですが、完売御礼でした。そろそろ落ち着いたのでは?という事で行って来ました。11:20頃着で外に待ちはなかったけれど、店内に4人待ち客。食券機でチケット式です。見たところやはり「麺や維新」踏襲した正統派醤油らぁめんが基本です。お冷はセルフで。初回オーダー迷ったけどわんたん醤油に。店主はイケメンで白衣の出立、いかにも美味しい拘り料理を作りそう(笑)息の合った2オペレーション。先に着いたお隣さんのどんぶりから醤油のいい香りが・・・はつかり醤油と関ヶ原たまり醤油使ってます!!おお素晴らしい選択。麺が泳ぐデカいテボから平ザル移しでの湯切り!わんたん醤油は、葱はささがきカットでネギが香ります、美味しいわんたん3個・穂先メンマ2本・低温調理チャーシュー2枚(こちらは期待ほどでなかったかな)ポリポリ食感の蕎麦の様な低加水ストレート細麺、鶏油浮く優しい飲み干し極上清湯醤油スープ。個人的に麺は最初が最高ですが、時間が経つにつれノビが早いので(大盛が無い理由でもある)5分以内に食べないとでした。醤油スープはそれ自体は最高峰ですが、新潟の人にはラーメンスープとして平均1~2割増しの塩分濃度で慣れているので最高と評する判断は分かれるかもしれません。卵かけめし270円は名古屋コーチンの卵(小さめの卵だが黄身が濃く卵かけご飯に最高と言われている)は話のタネに一度はですが、肉めし200円の方がお得感はあると感じる人が多いのかもしれません。

月曜定休、11:00~14:30.17:30~22:00。カウンター7席・小上がり2がけテーブル2.ひっそり凄いラーメン店がオープンした。あのビルグルマン5年連続(最近多くなってきているが5年連続は稀)の東京目黒の名店「麺や維新」で店長をやっていた池田店主のお店が古町にオープン。維新は行かなきゃいけないリストにずーっとメモあるが行けてないお店。維新では鶏・羅臼昆布・秋刀魚節・ムロ鯵などの魚介出汁のスープがウリの水に拘った無化調正統派醤油らぁめんが基本。同様の物を提供するか否かは不明だが、期待するなといわれても期待してしまう。落ち着いた頃?実食したらレポします。

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六太郎食堂

場所:新潟市南区白根本町1-1(白根神社の川沿い側)

今回食べた品:カツ丼セット1,050円

不定休(月2回火曜)11:15~19:00(ラストオーダー18:30)テーブル6・小上がり2テーブル。前回来たのが2010年だからもう11年経つ!人気といわれるカツ丼セットをいただく。半ラーメンはナルト・チビ海苔・ねぎ・細メンマ・チビチャーシュー1枚、懐かしい多加水縮れ中華細麺、透明でほんのり煮干し香るいい塩梅の超あっさり、かつ旨味のあるスープ。麺もスープも懐かし旨い!!カツ丼はカツはパリッとはしていないが、パン粉の部分が洋風的な香り味で玉ねぎが下、卵でとじた甘くておいしいカツ丼。秋冬限定の「天ぷら中華そば」なんてメニューも個人店らしくて面白い。次はチャーハンセット(土日祝日・混雑時以外の時のみオーダー可能)で再訪決定!

(2010.11.19)食べた品:ラーメン おススメ度:92% あっさり好き100%

大正時代からの営業らしいが、UCCの看板に店名と改装を何度もしたらしく店内は明るいし、作っている女性は大正とは無縁のお姉さん?!白根らしく、店内には凧合戦の写真が。頼んだラーメンは、ナルト、ねぎ、メンマ、海苔、塩味ももチャーシュー1枚、透明度の高い繊細なスープ、多加水縮れ麺。化調は否めないが、超あっさり系では、かなり美味しい。

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